ビットコインで儲ける方法は2つある
ビットコインを使って儲ける方法は2つあります。1つは株式やFXのようにビットコインを購入して上がったり(下がったり)する時売却(購入)する方法とマイニング(採掘)と呼ばれる方法があります。
1つめの方法は株やFXをされている方はすぐイメージ出来ると思いますが、為替の変動のように自分が購入した時の価格よりチャートを見て時価が利益が出るように売却すれば儲けることが出来ます。そして、もう一つがビットコイン独特の方法のマイニングです。
マイニングとは
ビットコインは10分ごとに、すべての取引記録を取引台帳に追記します。この一連の流れがブロックチェーンです。追記の処理はネットワーク上に分散されて保存されている取引台帳のデータと、追記の対象期間に発生したすべての取引のデータの整合性を正式に記録する必要があります。
膨大な計算量が必要で追記対象の取引のデータを計算するのに余っているコンピューターの計算能力を借りることによって取引台帳に追記を行っています。この追記作業がマイニングです。この膨大な計算処理を成功させた人に対価としてビットコインが支払われます。これがビットコインを稼ぐもう一つの方法です。
しかし、この作業で儲けるのは現実的には厳しくなっています。中国の山奥で巨大な施設の中で大規模にマイニングのためだけにコンピューターを設置して計算をしたりしています。組織で動いているので個人で立ち向かうのは難しいでしょう。
マイニングの報酬はどこから出るのか
マイニングの報酬は、新たに発行されたビットコインによって支払われます。ビットコインの新規発行はこのマイニングが行われた時のみ行われます。ビットコインの発行数量は事前に決められていて、2140年頃までに2,100万 Bitcoin とされていて、それ以降は新規に発行されることがありません。
それ故に、どんどん需要が増えていく中で、供給量が決められたものなので価値が上がるとされています。
仮想通貨の種類はビットコインだけではない
ビットコインが仮想通貨として有名になりましたが、この他の仮想通貨を「アルトコイン」といいます。ビットコインの次に時価総額が大きいのが「イーサリアム」と呼ばれるもので、ビットコインとは別のブロックチェーンで発行、管理が行われています。
現在この2種で仮想通貨の時価総額9割強占めていますが、グーグルが出資したリップルコイン、日本発の「モナーコイン」など実に700種類もの仮想通貨が存在します。しかし、仮想通貨の信用が安定するまで時間がかかるので、投資対象として考えられるのはビットコイン、イーサリアムまででしょう。