ビットコイン以外の仮想通貨はどんなものがあるのか
今現在、仮想通貨の種類は1600種ほどあり(一説では2000種を超えるとも言われている)、ビットコインはその中の1つです。ビットコインの時価総額が突出して大きいのですが、イーサリアムやグーグルが出資しているリップルコイン、ライトコインなどが次の人気になりそうな仮想通貨があります。
仮想通貨の投資詐欺に注意
1600種ほどあると言っても時価総額が100万円未満の仮想通貨が山ほどあり、まだまだ信用にたる仮想通貨は一部しかありません。また、ビットコイン開発当初1BTCの価値が0.07円程度であったので現在の価値13万円台(2017年3月時点)なので実に180万倍を超える価値になっていますが、これから先は今までほど価値の伸びが期待出来ないでしょう。
そうなってくるとビットコイン以外の仮想通貨で、価値が上がる前に買っておかないと今しか儲けるチャンスがないのだからという胡散臭い話もチラホラ聞くようになってきました。
私も今年に入ってからビットコインの運用を始めたので、偉そうなことは言えませんが、この手の微妙な話はFXやバイナリーオプションを調べていた時もよく合ったので詐欺に注意する必要があります。
仮想通貨詐欺コインの見分け方
それではどうやって仮想通貨の詐欺コインを見つけるのかの見分け方についてですが、目安として指標になりうるものもあります。一般市場に公開され、一般市場で取引されているものを最低限選びます。次に調べるのが、時価総額です。時価総額の計算式は
時価総額(Market Cap)= 仮想通貨1単位辺りの値段 (Price)×仮想通貨の供給量 (Supply)
求めることができます。
しかし、この計算式に当てはめなくてもコインマーケットキャップというサイトで世界中の仮想通貨の時価総額を簡単に調べることができ、仮想通貨のMarket Capのランキングを確認することができます。
時価総額が見極める全てではないですが、あまりにも低い時価総額のものは投資対象としても低いと言わざるを得ません。次に詐欺の事例でよく聞く文言を集めてみました。
・代理店が販売している
・日本だけで販売や限定発売
・セミナーで勧誘活動をしている
・最低購入価格がそこそこの価格である
・買取保証や価格保証がある
これまでにビットコインや仮想通貨について書いたページがあるので、詳しくはそのページを読んで頂きたいのですが、仮想通貨は取引所で誰でも購入出来るものなので、代理店販売などないですし、地域限定で発売するものでもありません。
>>仮想通貨の定義とは
>>ビットコインとは何か
また、セミナーで仮想通貨がどういうものかのセミナーがあっても仮想通貨の性質上、勧誘するメリットはないはずです。時価総額が現時点で2兆円を超えるビットコインですら最低購入価格は0.00000001BTC(1,300円程度)で購入できるのにそれ以上の価値で販売している仮想通貨というのは現時点で信用できないでしょう。
買取保証や価格保証についても日々相場が変動しているものを保証するというのも通常は考えにくいので投資対象除外として構わないでしょう。
いずれにしても、まだまだビットコインは投資対象として魅力的なので、ビットコインという仮想通貨を極めてから他の仮想通貨に拡げるので充分だと思います。