ビットコインの分裂の影響は

昨夜、ビットコイン(BTC)が予定通りという表現が適切なのか微妙ですが、2つに分裂し、ビットコインキャッシュ(BCC)が誕生する運びとなりました。

これは根本的に取引急増に対する解決策がまとまらなかった結果起こった事象ですが、中国勢の強硬策とも言える分裂です。ビットコインだけでなく、仮想通貨の信用性にも関わる問題なのでどうなるか注目が集まっています。

宣言通り日本時間、1日の9時20分頃に分裂が開始され、完了するまで数日かかるとみられています。その一方でビットコインの価格は午後九時過ぎに1ビットコイン辺り2,600ドル台と30分の間に約5%下落するシーンが見られましたが、その後戻る展開を見せています。

アルトコインの状況(コインチェックによる)はというと午後8時55分の時点でイーサリアムが2.85%、リップル6.70%、ネム31.08%、ライトコイン2.06%と軒並み上昇の動きを見せており、BCCも今日の午前中、5,000億円前後と予想されていた時価総額が7,000億円相当と大幅に上回る時価総額になっており、仮想通貨時価総額ランキング4位をいきなりつける結果となりました。

BTCとBCCの分裂の背景は冒頭で述べた通り、取引急増による解決策の意見対立があったからです。これは管理する台帳の新しいページを作るマイナーが対価として仮想通貨を受け取る手数料を稼いでいる中国勢の思惑によるものが大きかったわけですが、まだまだ、不確定要素が多く、BCCの安定性にはなおも疑問符がつくので、現時点で積極的な投機を行う場合は充分な知識がない方は見送った方が無難でしょう。

因みにビットフライヤーでは午後2時前にBitcoin Cash によるビットコインのブロックチェーン分岐に伴い一時停止してい た bitFlyer アカウントから外部ウォレットへのビットコイン送付サービスを再開しています。

 

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